
当院のサボテンの花が咲きました。メキシコ原産の多年生草本。高さ2~3 mに生長し、茎は肥厚した長楕円型で、表面は針で覆われている。夏にピンク色の柄のない花を付け、丸みを帯びた紫色の果実を付ける。メキシコでは食べ物の一つとして、また民間薬として創傷の応急手当や下痢などの消化器症状に用いられてきた。アロエもどきであるが、ヒトでの有効性は、糖尿病、二日酔いに対して経口摂取で有効性が示唆されているものの、関節リウマチ(RA)に関しては外用剤としての有効性が示唆されているもののエビデンスはない。安全性については、妊娠中・授乳中の摂取には信頼できる十分な情報がないため、使用を避ける。