花粉症に舌下免疫療法の有効性
2017.03.11更新
そろそろ花粉症の季節到来である。アレルゲン検査にて、スギ単独と判定された花粉症患者さんには、いわゆる減感作療法がなされることがある。これは従来の注射ではなく、舌下錠によるもので簡便である。しかしながら、これを2年続けても、5年間軽快する患者さんの割足が意外に少ないことが問題となっている。原理的には、免疫寛容が成立すれば、軽快するはずであるが、なかなか実際はそうはいかない。今後のデータの集積を待ちたい。
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