新年のご挨拶
2015.01.02更新
新年を迎えまして、ご挨拶申し上げます。京都市は元旦午後から雪が舞い、近年にない降雪で波乱含みでスタートしました。さて、医療環境は益々厳しくなり、所費税増税は少し先送りされたものの、10%引き上げは確実となり、総費税増税分は医療・介護を含めた社会福祉にという約束は反故にされ、法人税減税や公共事業に回されており、こうした偽善政党当を多数の国民が支持したのか不思議でなりません。おそらく、消去法でこのような結果になったのではないかと思います。そもそも、医療・介護・年金の問題は、少子高齢化にあることは自明で、これを予見できなかったことを揶揄するのは、当たらないと思いますが、財源が豊かな時に老人無料という時代があったことは、多少なりとも国策の誤りは免れえないと思います。団塊の世代がすべて75歳以上になると言われる2025年まで、あと10年です。東京オリンピックなどと浮かれている時ではないと思います。現実に問題となるのが、難病の公費補助の変更が今年より始まります。これは、対象疾患は拡大されるものの、既存認定者にはこれまで以上に負担となります。消費税増税が見送られた現状を鑑みると、止む無しと思いますが、このやり方でこれからも維持できるのか不安です。高福祉国家はおおむね、税金が高いのが通例です。しかし、資本主義国家である以上、機会の平等は担保されねばなりませんが、結果の平等は要求されていません。頑張って働いているヒトが馬鹿を見ない医療制度・介護制度・年金制度の再構築を希望します。さもないと、負担ばかり大きくなる若年層は軽量な夜警国家観を希望するようになれば、たちまち制度は行き詰まります。そうすればリウマチ・膠原病に罹患している社会的弱者は窮地に陥ります。今後の適正な制度改革を期待して年頭のご挨拶とさせて頂きます。
投稿者:
最近のブログ記事
entryの検索
月別ブログ記事一覧
- 2017年06月 (1)
- 2017年05月 (1)
- 2017年04月 (1)
- 2017年03月 (1)
- 2017年02月 (6)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (1)
- 2016年09月 (4)
- 2016年06月 (1)
- 2016年04月 (2)
- 2016年03月 (3)
- 2016年02月 (1)
- 2016年01月 (3)
- 2015年12月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年07月 (5)
- 2015年06月 (2)
- 2015年04月 (1)
- 2015年01月 (5)
- 2014年12月 (6)
- 2014年11月 (5)
- 2014年10月 (9)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (13)
- 2014年07月 (5)
- 2014年06月 (2)
- 2014年05月 (1)
- 2014年04月 (3)
- 2014年01月 (2)
- 2013年12月 (2)
- 2013年11月 (1)
- 2013年07月 (2)
- 2013年06月 (7)
- 2013年05月 (6)
- 2013年04月 (2)
- 2013年03月 (6)
- 2013年02月 (1)
- 2013年01月 (4)
- 2012年10月 (4)
- 2012年07月 (1)