活動性関節リウマチ(RA)を対象とした最長52週(wk)の静注ゴリムマブ2mg/kgとメトトレキサート(MTX)の併用療法のX線学的効果および臨床ベネフィットの持続を報告している。結果は、MTX療法にもかかわらず活動期にあるRA患者では、静注ゴリムマブとMTXの併用療法がwk24およびwk52において関節の構造的損傷の統計学的に有意な抑制をもたらし、徴候および症状の臨床的改善は新たな安全上の懸念を示すことなく1年間にわたって持続することを示唆した。静注ゴリムマブ療法ではwk24まで統計学的に有意かつ迅速な臨床的改善が観察された。ゴリムマブ+MTX併用群の患者はプラセボ群の患者に比べてwk24(vdH-Sスコアの平均変化が0.03に対して1.09; P<0.001)およびwk52(0.13対1.22; P=0.001)時点のX線学的進行が少なかった。
24週時点で米国リウマチ学会の反応基準で20%以上の改善を示すか、CRPを用いたDAS28スコアで「良好(good)」または「中等度(moderate)」の反応を達成した患者のうち、約80%がwk52まで反応を維持した。
平均43.5週間の追跡期間中、静注ゴリムマブ+MTX併用群の患者の64.6%は有害事象を報告したが、そのほとんどが非重篤な感染症であった。生物学的製剤としてゴリムバブ(GLM)の有用性が示唆された。
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