初診の方へ
初めて診察を受ける方へ
石田内科リウマチ科クリニックでは患者様とのコミュニケーションを重視しております。
初診の際、現在の症状に至るまでのお話をお伺いし、的確な診断をして、患者様に合わせた診療方針をお伝えさせて頂きます。もちろん、納得頂いてから診療に入らせて頂きます。
受診の際に、もし疑問や不安、または、ご要望がある場合は、ご遠慮なくおっしゃって下さい。
※現在、他の医院や病院にかかっていて、処方されているお薬がある方は、お持ちください。また、お薬手帳だけでも結構です。
診察・検査の進め方
1 保険証の提示
受付で新患の手続きを致しますので、保険証のご提示・各種受給証明書をご提示ください。
紹介状や検査結果がある場合も一緒に添えてご提出ください。
（なお、毎月１回目のご来院時や保険の変更があった場合は、有効な保険証を必ず持参ください。）
2 問診票の記入
診察までの間に、問診票をご記入して頂きます、何か要望がございましたらご記入頂ければと思います。予め病状の経過のメモを作成頂いている場合は、問診票と併せてご提出ください。
順番がきましたら、診察室よりお呼びいたしますので、待合室でお待ちください。
3 診察
診察は個別に行いますので、話が他に聞かれることはありません。何か気になることや質問事項があればお話下さい。膠原病などの病気で、治療方針や生物学的製剤などで、複雑な場合は、別枠にて対応させて頂きますので、遠慮なくお申しでください。
4 処置
点滴、採血等の処置がある場合に、別室にご案内致します。
生物学的製剤使用の場合は、前処置をさせて頂くことがあります。
5 薬の処方・会計
受付にて名前をお呼びしますので、待合室でお待ちください。お薬が出ている場合は、会計時に、処方箋をお渡しさせて頂きます。当院では院外処方させて頂いておりますので、当院近くの薬局をご案内させて頂きます。
また、会計の際には、内訳（明細）の記載された領収書を発行しております。詳細は、別途お電話等で御問合せください。
守秘義務と個人情報について
医療従事者は、守秘義務を有しておりますので、病名や病状が他の人に伝わることはございません。
特に何か心配事がある場合は、診察の時までお話にならなくても結構です。また、信頼関係が構築できるまで、すべてをお話しにならなくともかまいませんが、できるだけ多くの情報を頂けた方が、正しい診断や、確度の高い治療方針をご提示できる可能性は上がります。
守秘義務と個人情報について
関節リウマチ(RA)を含めた、膠原病はさまざまな種類があり、また複数の膠原病が合併することも多く、診断や治療方針については、様々な解釈や選択があります。
基本的には、関節の症状がメインであっても、内科疾患です。
治療方針も、生物学的製剤の実用化によって、大きなパラダイムシフトがおきました。
RAや膠原病は、関節だけの病気と解釈されがちですが、全身的な病気であり肺や腎臓の検査も重要です。
患者様の多さに比べて内科系専門医が不足しているのは、健全な状況ではありませんが、事実です。
非専門医を受診されておられる患者様に対して、専門医としてセカンドオピニオンを申し上げることも可能です。
とりわけこちらは、予約制ですので、予め電話等にてご連絡ください。
駐車場も完備しておりますので、遠方からでもご遠慮なくご相談して頂けるように尽力いたします。
必要があれば、大学病院などの連携病院への紹介もいたします。
厚生労働省特定疾患（公費負担対象）について
いわゆる「難病」と呼ばれる病気を指し、「不治の病」に対して社会通念として用いられてきた言葉です。
そのため、難病であるかどうかは、その時代の医療水準や社会事情によって変化します。
現在では、治療法が確立されていますが、特定疾患治療研究事業は、「原因不明、治療方法未確立であり、かつ後遺症を残すおそれが少なくない疾病」として調査研究を進めている疾患のうち、診断基準が一応確立し、かつ難治度、重症度が高く患者数が比較的少ないため、公費負担の方法をとらないと原因の究明、治療方法の開発等に困難をきたすおそれのある疾患を対象としています。
具体的には、厚生労働省健康局長の私的諮問機関である特定疾患対策懇談会の意見をもとに決定されます。
昭和47年にベ－チェット病など4疾患を対象に開始されましたが、その後全身性エリテマトーデス（SLE）,強皮症（SSc）,PM（多発性筋炎）/DM(皮膚筋炎)も対象疾患となり、公費負担が受けられるものは56疾患まで拡大しました。
ただし、SLEなどでは病状が落ち着いている場合は、公費負担から外れることもあります。詳細は、最寄の保健所・保健センター・役所などにお問いあわせください。
