クリニックBLOG

2014.09.26更新

線維筋痛症(FM)の6項目の中核症状に対する薬物療法および非薬物療法の有効性プロファイルの特性を明らかにし、比較することだった。適切にデザインされた臨床試験において複数のFM症状カテゴリーに対する顕著な改善が示された薬剤はほとんどなかったのに対し、検出力が劣る試験デザインにおいて非薬物療法は多面的な効果が証明された。
薬物療法または非薬物療法をプラセボまたはシャム治療と比較したランダム化比較試験の解析を行った。
FMの6つの症状カテゴリー、すなわち、疼痛、睡眠障害、疲労、情動性症状(抑うつもしくは不安)、機能障害および認知機能障害のうち2項目以上の評価が含まれた文献を対象に解析を行った。薬物療法を検討した研究(n=21)は限られた種類の症状(ほとんどが疼痛)の治療に関するものが大部分だった。研究の質は高かったが、複数のFM中核症状領域の管理に関する有効性を同時に立証するようにプロスペクティブにデザインされたものではなかった。アミトリプチリンのみが3項目ものFM中核症状に対する統計学的に有意な効果を示したが、副作用が多く早期にタキフィラキシーが生じた。非薬物療法に関する研究(n=64)は質が低いものが多かったが、多面的な治療ターゲットに関するものが多かった。プール療法は5項目、反復経頭蓋磁気刺激は4項目、温泉療法は3項目、運動療法、認知行動療法およびマッサージはそれぞれ2項目の症状領域に統計学的に有意な効果を示した。薬物療法と非薬物療法の違いは、作用機序や忍容性プロファイルおよび試験デザインの違いに関連している可能性があることが判明した。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.09.22更新

へバーデン結節の治療希望で来院した患者から、前医でパロチン(唾液腺ホルモン製剤)を処方されていたので、当院でもお願いしたい、と言われました。
白内障や角皮症に適応がある薬剤ですが、メーカーに聞いてみると、23年前まではへバーデン結節にも適応があったようです。 しかしエビデンスがないので適応外となったようです。理論的には効果があるとは思えませんが、NSAIDよりは安全化もしれません。
関節リウマチとヘバーデン結節の違いが分からない患者さんも多いので、効果があれば使ってみたいですが、文献検索しても有用であったというものは見当たりません。m3.comで議論になっているようですが、私はあまり肯定的な印象はもっておりません。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.09.22更新

健康食品として名高い、ヒアルロン酸とグルコサミンについての話題です。プロスペクティブ観察研究では、グルコサミン塩酸塩の経口投与による3カ月間の治療に加えて、週1回合計5回のヒアルロン酸注射を受けた変形性顎関節症(TMJ-OA)患者における口腔の健康に関するQOL(OHRQoL)の変化を評価した。研究者らは、TMJ-OAは患者のOHRQoLに悪影響を及ぼし、OHRQoLの短期的スコアと長期的スコアはいずれも治療後に正常レベルまで改善した。この傾向は、若年者で顕著であった。変形性顎関節症は難治性の疾患なので、大いに期待したい。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.09.20更新

10月15日からインフルエンザ予防接種が始まります。
インフルエンザ予防接種のみで来院される患者様へのお知らせです。
できれば、下記の時間帯に来院して頂けると助かります。
火曜日・木曜日・金曜日の15:45~16:00
水曜日・土曜日の11:30~12:00
事前に電話連絡頂き、上記時間帯にお越し頂ければ幸いです。
ステロイド・MTX・プログラフ内服中の患者さんや、生物学的製剤投与中の患者さんは
接種を特にお勧めします。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.09.13更新

ナチュラルキラー(NK)細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)をコードするKIR遺伝子は、リガンド(特に、ヒト白血球抗原[HLA]-C分子)の存在により、幾つかのTリンパ球サブセット(例えば、CD4陽性CD28陰性KIR陽性)に加えてNK細胞のエフェクター機能および制御的機能に影響を及ぼす。さらに、KIRとKIRリガンドの相互作用により、関節リウマチ(RA)を含む自己免疫疾患が発現する可能性がある。しかし、メトトレキサート(MTX)療法に対するRA患者の反応におけるKIRとKIRリガンドの役割は不明である。この結果から、赤血球沈降速度(ESR)値が中程度だったRA患者のMTX治療に対する反応は、完全長KIR2DS4遺伝子に影響される可能性があることが示唆された。これによりMTXに対する反応性が予知できるかもしれない。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.09.01更新

全身性エリテマトーデス(SLE)によるループス腎炎患者における低アルブミン血症、高脂血症、ネフローゼ症状および腎炎症状の重症度の関連を評価した。
ネフローゼレベルのタンパク尿、総コレステロール値の上昇および血清アルブミン値の低下がSLE患者の腎障害の活動性および重症度を反映している可能性が示唆された。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

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2018/06/18
来る8/13(月)から8/18(土)の間休診致します。 休診前は8/10(金)午後診療までとなり、休診後は8/20日(月)午前診療から通常診療を再開します。
2018/03/19
4/12木曜日の午後診療は、日本内科学会評議委員会出席用務のため臨時休診と なります
2018/01/29
来たる4/26(木)から 4/28(土)は、リウマチ学会出張のため 休診とさせていただきます。
2017/12/05
1月23日(火)は学校保健委員会出席の為、午後診療の開始は17時開始となります。宜しくお願い致します。
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