クリニックBLOG

2014.08.29更新

全身性エリテマトーデス患者の一部に合併する抗リン脂質抗体症候群(APS)の血管病変の形成には、哺乳類ラパマイシン標的タンパク質複合体(mTORC)の分子経路が関与している可能性があることが、フランス国立保健医学研究機構(INSERM)、パリ・デカルト大学(第5大学)のGuillaume Canaud氏らの検討で示された。APSの主な特徴は血栓症とされるが、慢性血管病変もよくみられ、とくに生命に関わる合併症を有する患者で頻度が高く、移植を要する患者では再発病変が高頻度にみられるという。APSの血管障害に関与する分子経路は知られておらず、適切な治療法は確立されていない。日本では、習慣性流産や不妊、下肢血栓症を契機に見つかることが多い。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.28更新

118例のスペイン人閉経後女性を対象として、50-65歳の閉経後女性における姿勢の安定性および転倒に対する恐怖と骨密度(BMD)の関係を検討した。65歳以下の閉経後スペイン人女性では、BMD≦-2.0SDと姿勢不安定(開眼での足圧中心[COP]動揺パラメータの速度および正中側面軸でのCOP動揺パラメータ上昇)ならびに転倒に対する恐怖増大の間に関連が見られた。この2つは、転倒リスクに強い影響を及ぼす要因である。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.28更新

ビスホスホネート製剤関連顎骨壊死(BIONJ)患者の主な臨床所見、X線画像所見および組織病理学的所見を評価するために実施。された。結果は、BIONJの組織病理学的所見は他の壊死性や炎症性の骨疾患と異なっており、これはビスホスホネート製剤に知られている抗骨吸収機序およびその治療効果と関連していることが判明した。抜歯などの歯科治療の折には、休薬するのが無難であろう。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.25更新

ナチュラルキラー(NK)細胞免疫グロブリン様受容体(KIR)をコードするKIR遺伝子は、リガンド(特に、ヒト白血球抗原[HLA]-C分子)の存在により、幾つかのTリンパ球サブセット(例えば、CD4陽性CD28陰性KIR陽性)に加えてNK細胞のエフェクター機能および制御的機能に影響を及ぼす。さらに、KIRとKIRリガンドの相互作用により、関節リウマチ(RA)を含む自己免疫疾患が発現する可能性がある。しかし、メトトレキサート(MTX)療法に対するRA患者の反応におけるKIRとKIRリガンドの役割は不明である。本研究の結果から、赤血球沈降速度(ESR)値が中程度だったRA患者のMTX治療に対する反応は、完全長KIR2DS4遺伝子に影響される可能性があることが示唆された。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.25更新

変形性股関節症または変形性膝関節症(変形性関節症:OA)患者の下肢筋力改善に対する運動療法を基本としたリハビリテーションプログラムの効果を解析した。その結果、対照群との比較から、高強度抵抗運動により膝OA患者の膝筋力が大きく持続的に改善されることを示す中等度の質のエビデンスが得られた。散歩などの有酸素運動が有効であると言えよう。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.25更新

ハンガリーの温泉湖ヘーヴィーズ(Hévíz)湖の温鉱泉水療法が変形性膝関節症患者の疼痛、膝関節機能およびQOLに及ぼす影響を対照群と比較評価した。研究結果は、温泉療法が変形性膝関節症患者の疼痛、機能だけでなくQOLも改善することを示唆した。
日本でも湯治治療がなされているのは、効果があるのかもしれない。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.23更新

抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎(AAV)の重症再発に対してリツキシマブ(RTX)とprednisoneによる再治療を行った患者の予後を評価した。その結果、AAV再発に対するRTXおよび糖質コルチコイドによる再治療は、先行治療の内容にかかわらず、安全かつ有効な戦略であると考えられる。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.23更新

関節リウマチ(RA)を併発した骨粗鬆症患者に対する18カ月間のテリパラチド(TPTD)の連日投与の効果を閉経後骨粗鬆症患者(Porosis)への投与と比較評価した。結果は、RA群はPorosis群に比べてTPTD連日投与に対する反応が大きく、特に1カ月時点での骨形成マーカーの上昇と18カ月時点での大腿骨頸部(FN)の骨密度(BMD)の上昇が顕著であった。嘔吐や倦怠感の有害事象には両群で差がなかった。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.22更新

従来の疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)で効果不十分な(DMARD-IR)関節リウマチ(RA)患者で、患者報告アウトカム(PRO)に関して生物学的製剤の単剤療法とメトトレキサート(MTX)併用療法とを比較することだった。その結果、単剤療法では、抗腫瘍壊死因子製剤(antiTNF)に比べてトシリズマブの方が疼痛および患者の自己報告による疾患活動性を改善させることが示唆され、また機能的能力に関しては、トシリズマブに少なくともaTNFと同等の有効性があることが示唆された。antiTNF+MTX、アバタセプト+MTXおよびトシリズマブ+MTXによるPRO改善は同程度だった。トシリズマブ単剤療法によるPRO改善はトシリズマブ+MTXと同様だったが、antiTNF単剤療法はantiTNF+MTXよりも有効性が低い可能性があった。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

2014.08.08更新

オーストラリアで急性関節痛および腰痛患者1652人を対象に、アセトアミノフェンの有効性を無作為化比較試験で検討。回復までの期間の中央値は、規則的投与(1日3回)群17日、必要時投与群17日、プラセボ群16日で群間差はなかった(調整後P=0.79)。有害事象発生率もそれぞれ、18.5%、18.7%、18.5%で同等だった。アセトアミノフェンは解熱剤としては有効であるが、鎮痛剤としては効果が乏しいようである。

投稿者: 石田内科リウマチ科クリニック

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2018/06/18
来る8/13(月)から8/18(土)の間休診致します。 休診前は8/10(金)午後診療までとなり、休診後は8/20日(月)午前診療から通常診療を再開します。
2018/03/19
4/12木曜日の午後診療は、日本内科学会評議委員会出席用務のため臨時休診と なります
2018/01/29
来たる4/26(木)から 4/28(土)は、リウマチ学会出張のため 休診とさせていただきます。
2017/12/05
1月23日(火)は学校保健委員会出席の為、午後診療の開始は17時開始となります。宜しくお願い致します。
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