全身性強皮症(SSc)における早期の心筋および骨格筋間質リモデリング:心血管MRIを用いた細胞外容積定量化による洞察
2014.10.14更新
心筋疾患の既往のない微症候性全身性強皮症(SSc)患者において心血管MRI(CMR)により無症候性の心臓障害を検出し、骨格筋リモデリングと比較することだった。その結果、SScは、両心室の機能が正常な患者においても、ガドリニウム遅延造影(LGE)によって検出される心筋の置換性線維形成に加えて、細胞外容積(ECV)の増加から検出される心筋および骨格筋の間質リモデリングとも関連しており、診断、予後、および治療上の臨床的意義が示唆された。SScは、とかく皮膚病変だけと思われがちであるが、肺高血圧症や心筋障害も大きな合併症です。
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